北埼玉地区新人体育大会3日目(野球)

 北埼玉地区新人体育大会3日目の競技(野球)が雨天順延となり、本日、行田総合公園野球場にて準決勝の試合が行われました。
 準決勝に進出した本校野球部の相手は、強豪羽生東中。序盤から点の取り合いとなりましたが、2回に大量点を奪われ4点のビハインド。ですが、そこから流れをつかみ、5回にはヒットを重ねてついに同点。あわやホームランというレフトフェンス直撃の当たりもありました。終盤では1点勝ち越されたものの、満塁のピンチを1点の失点にとどめるなど、素晴らしい粘りを発揮してくれました。攻撃ではチャンスにいい当たりが相手の正面を突くなどの不運もあり、ついにゲームセット。6対7の1点差で敗れてしまいました。あとわずか1点。本当に悔しい試合でした。2学期の始業式で生徒たちに聴かせた福山雅治の「甲子園」のフレーズが、今も頭の中を巡っています。

 「あと一歩が届かなかった」  わずか一歩のその差は果てしない道だと  わかっているけど
 それでも僕は行くのだろう  近くて遠いその「あと一歩」を目指して  何度も 何度だって
 憧れから逃げたこともある  でも僕は僕から逃げたくはなかった

 あと一歩だっただけに、わずか一歩だっただけに、よけいに悔しい。でも、そのあと一歩の差が思いのほか大きかったりする。だから、この悔しさを絶対に忘れず、逆にバネにしてより練習に集中してほしい。そして、この負けた経験があったからこそ、成長できた、強くなれたと言えるチームになってほしい。そう願っています。
 何はともあれ、野球部 第3位!立派です。お疲れさまでした。来年のリベンジを期待しています。